20日付のロイター紙によると、グエン・タン・ズン首相はこのほど、◇LINE、◇Viber、◇WhatsAppなどのオンライン無料通話サービスについて、政府が管理及び運用政策を策定すると発表した。
ベトナムでは、政府を批判したブロガーが反国家宣伝罪に問われるなど、ネット上での言論に対して厳しい規制が敷かれており、海外メディアからこれまでに幾度となく批判を受けている。
国営メディアは、ネットワークプロバイダーへの影響を考慮し、政府が無料のメッセージングサービスを全面的に禁止する可能性もあると指摘している。
また、ある外交関係者は「今回の措置は政府による更なるネット規制へのステップであると考えられる」とコメントした。