セイノーHD、地場物流会社に出資 ベトナムで物流事業展開

2025/04/09 03:01 JST配信
  • ITLグループの物流会社と合弁
  • ベトナムで特別積み合わせ・貸切手掛ける
  • ベトナム国内で物流ネットワーク確立へ

 セイノーホールディングス株式会社(岐阜県大垣市)は、ベトナムの輸送・ロジスティクス事業者であるITLグループの物流会社であるダッシュ・ロジスティクス(Dash Logistics)に出資し、新社名を「セイノーITLロジスティクス(Seino ITL Logistics)」として、ベトナム国内で物流事業を展開する。契約締結は4月30日、事業開始は7月1日の予定。

(C) セイノーホールディングス
(C) セイノーホールディングス

 セイノーITLロジスティクスはホーチミン市に所在し、国内貨物輸配送事業(特別積み合わせ・貸切)を手掛ける。資本金は371億VND(約2億1000万円)で、ITLロジスティクス(ITL Logistics、ホーチミン市)が70%、セイノーホールディングスが30%出資する。

 現在、ベトナムの物流市場では貸切(FTL)が主流で、特別積み合わせ(LTL)は成長段階にあることから、セイノーホールディングスは市場に進出する余地があると考え、ベトナムに進出することとした。

 今回の資本提携では、ベトナム国内における物流ネットワークを確立し、ベトナムの主要な特別積み合わせ輸送・ロジスティクス事業者となることを目指し、相互の強みと顧客基盤、経営資源を統合して、競争力の強化を図る。

 セイノーホールディングスのLTL分野における豊富な経験と、ダッシュ・ロジスティクスのリソース(人材、車両、拠点)を融合させることにより、ベトナムの顧客に高品質な輸送サービスを提供していく。

[2025年4月4日 セイノーホールディングス株式会社ニュースリリース A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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