ハノイ市人民委員会はこのほど、バイクに対する道路補修費の徴収を同市人民評議会に提案した。28日付アンニントゥードーが報じた。
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それによると、バイクに対する道路補修費の徴収料は、排気量100cc以下が年10万ドン(約479円)、◇100cc超は年15万ドン(約711円)。なお、公安や人民軍の関連機関のバイク及び貧困世帯が保有するバイクは徴収対象外となる。
同市人民委員会によると、2012年における同市のバイク流通台数は454万1316台で、道路補修向け費用は約8444億ドン(約40億円)に上った。バイク流通台数の3分の1が100cc以下、残りが100cc超と仮定した場合、今回の徴収案では年間約6055億ドン(約28億7000万円)しか集まらないため、1年間の道路補修をカバーすることは難しいと見られている。