アジア3R推進フォーラム第4回会合、ハノイ市で開催

2013/03/21 07:09 JST配信

 ベトナム資源環境省と日本環境省(MOEJ)、国際連合地域開発センター(UNCRD)は18日~20日、ハノイ市で「アジア3R推進フォーラム第4回会合」を開催し、アジア太平洋31か国の代表200人以上が出席した。18日付ベトナムプラスが報じた。

 同会合は、リサイクル(Recycle)・リユーズ(Reuse)・リデュース(Reduce)のいわゆる3Rに関するハイレベルの政策対話の促進と、3R推進に役立つ制度や技術の情報共有等を目的としたもの。今回は「リオ+20(国連持続可能な開発会議)の成果文書『我々が望む未来』を踏まえた今後の3Rの取組」を全体テーマとして議論を行った。

 開幕式でグエン・ティエン・ニャン副首相は、MOEJとUNCRDにより 2004年に発足した3R推進フォーラムは環境資源の保護に大きく貢献しているという認識を示すと共に、廃棄物の管理、エネルギー及び資源の効率的な利用方法、気象変動対策などに関する経験を共有する大変良い機会だとして、ベトナムでの開催を歓迎した。

 首相により承認されたベトナムの2025年までの廃棄物管理戦略では、2025年までに都市部の全家庭においてゴミ分別システムを導入し、全ての市にリサイクル施設を建設する目標を掲げている。だが、全国ではゴミ収集・処理に不備が数多くあり、非効率的な資源の使用が続いているのが現状である。

[Van Hao, Vietnamplus, 12:25 (GMT+7) 18/03/2013 S]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 一般財団法人アジア太平洋研究所(APIR)は6月4日(火)に大阪市でAPIRフォーラム 「ベトナムなう」を...
 ホーチミン市人民委員会は、同市の4機関・組織が大阪府の支援を受けて環境保護、環境問題改善に関する6...
 日立造船株式会社(大阪市住之江区)は現在、ホーチミン市で廃棄物発電の事業可能性調査(FS)を実施してい...
 建設省によると、廃棄物回収率は都市部で83.5%、農村部の町で50%~60%、農村部の村では20%~30%と...
 ホーチミン市商工局はこのほど、同市トゥードゥック区、ホックモン郡、8区にある3か所の市場から廃棄さ...

新着ニュース一覧

 ベトナム共産党政治局・書記局は20日に開かれた会合で、政治局員・国会共産党連合会書記・国会議長在任...
 住商アグロインターナショナル株式会社(住商アグロ、東京都千代田区)は、ベトナムの農業資材販売会社で...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ベトナム最大の企業管理職向けソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を運営するアンファベ(Anph...
 午後3時、ハノイ市ハイバーチュン区ファムディンホー街区在住のグエン・ゴック・クアンさん(男性・61歳...
 南部メコンデルタ地方カマウ省人民委員会は19日、ダムゾイ郡でダムゾイ・カイヌオック・チャーラー(Dam...
 ホーチミン市人民委員会は21日、12月の商業運転開始を予定している都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~...
 21日から23日までの日程でマレーシアを公式訪問中のトー・ラム書記長は21日、最高儀礼に則り盛大に執り...
 ドミニカ共和国を公式訪問中のファム・ミン・チン首相は現地時間20日、ルイス・ロドルフォ・アビナデル...
 米不動産サービス大手クッシュマン&ウェイクフィールド(Cushman & Wakefield=C&W)がこのほど発表した...
 南中部高原地方総合病院は19日、自宅で調理したヒキガエルの肉と卵を食べた児童2人が中毒を起こしたと...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)傘下の政策開発研究所が先般発表した...
 医療機関向けパッケージソフトウェアの製造・販売を手掛ける株式会社エクセル・クリエイツ(大阪府大阪...
 ハノイ市ナムトゥーリエム区の国立展示建設センター(1 Do Duc Duc, quan Nam Tu Liem, TP. Ha Noi)で、...
 米空軍は南中部沿岸地方ビントゥアン省ファンティエット空港で20日、ベトナム空軍に米国製の練習機「T-...
トップページに戻る