ホーチミン市において韓国系ヘアサロンを展開するアートヘアービナ社で3日、賞与への不満を訴える労働者100人によるストライキが発生した。4日付ラオドン紙(電子版)が報じた。
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労働者らによると、同社は2週間前の労働者との話し合いで1月給与とともに1か月分の賞与を支給すると約束したが、スタッフがテト帰省のために休暇を申請しようとしたところ、会社から賞与を支給しないと通知されたという。これを受けてストライキが発生したため、会社側は勤続年数に応じて賞与を支給すると発表した。
具体的な支給額は、経験7年で110万ドン(約4900円)、経験6年間で100万ドン(約4400円)などとなっており、1年未満の者には賞与を支給しない。 同社の韓国人の社長は経営悪化でこれ以上の賞与は支給できないと説明したが、スタッフはテトを控え休日なしで朝7時から23時まで働いており、これに同意しなかった。
最終的にホーチミン市3区労働組合連合会が仲介に入り、会社側が2月8日までに契約給与の50%を賞与として支給すると約束し、労働者もこれに合意、ストは終結した。