ハノイ公安と市場管理局は、ハノイ市ホアイドク郡ラフー村にあるティエンロン飲料・酒製造工場を検査したところ、清涼飲料と酒の製造に違法な原料や添加物を使用しているのを発見した。VNエクスプレスが報じた。
(C)Vnexpress, 工業用アルコールが使用されていたシャンパン |
同工場はグエン・ティ・ガン(32歳:女性)が経営しており、6か月前から200平方メートルの工場に簡単な生産ラインを設置、炭酸飲料と「シャンパン」と称した酒などを製造していた。調べに対しガンは、シャンパンの製造に工業用アルコールを使用していること、また炭酸飲料に違法な化学甘味料を使用していることを認めた。
市場管理局によると、同工場は事業登録証明書、食品安全衛生証明書は所持していたが、原料の出処を証明するものは何もなかったという。調査チームは製品を押収し、健康への影響を調査している。
同工場は主に北部各省にて、清涼飲料を500ミリリットル1瓶1000ドン(約4円)、シャンパンを1瓶1万ドン(約42円)で販売していた。