ウィルスセキュリティ国内大手のBKAV社の迷惑電話遮断システムの統計によると、衛星電話の番号を使用した課金詐欺が1日あたり約4800件行われている。7日付サイゴンティップティー紙(電子版)が報じた。
詐欺の方法は、まず、国内の携帯電話番号や固定電話番号から不特定多数の携帯電話に電話し、不在着信を残す。携帯電話からその番号にかけ直すと、自動応答システムにより「美男美女と知り合いたければ、恋愛アドバイスサービス1900xxxxに電話を」という内容の音声が流れる。案内された番号に電話をかけると、通常の通話料以外にサービス料が課金されてしまう仕組みだ。
不在着信にかけ直したとき、自動応答システムにより他の番号にかけるよう誘導された場合は、課金詐欺を疑って注意する必要がある。
※最終更新:2012年12月12日14:39JST