北中部ゲアン省ジエンチャウ郡にあるチャイボー生態観光区で保護・飼育されているベンガルトラが3頭の子を出産した。このうち1頭が白い毛で生まれて、話題になっている。27日付ダットベト紙(電子版)が報じた。
生まれた3頭のトラの子はいずれも出産時の体重が約1.2キロ。同生態観光区の管理者によると、親トラの2頭は2009年9月にアフリカから輸入した。ベンガルトラがいわゆるホワイトタイガーの子を出産するのは世界でも稀なケースで、東南アジアでは恐らく初めてのことだという。
なお、同生態観光区では、トラ(ホワイトタイガー含む)のほかにもサイ、カバ、クマ、ライオン、キリンなど多くの野生動物を野生に近い環境で保護・飼育している。