韓国国際協力団(KOICA)は19日、南中部クアンナム省で「クアンナム総合病院」を開院した。同案件は、投資総額3500万ドル(約27億5100万円)で、韓国政府のODAによる無償資金協力案件としては過去最大規模のもの。19日付ダウトゥ紙(電子版)が報じた。
(C) Dautu クアンナム総合病院 |
同病院は、病床数500床。最先端の医療機器と医療スタッフ450人を擁する近代的な医療施設。同病院の開院により、同省だけでなく、これまで医療が行き届かなかった周辺地域の住民にも良質な医療サービスが提供できるようになった。
KOICAは、2017年まで、◇臨床、◇病院管理、◇保健政策など、保健・医療分野に関する人材育成と病院運営をサポートしていく方針。なお、KOICAはこれまでに、ベトナム中部を中心に10か所の病院を建設している。