ホアン・チュン・ハイ副首相は12日、津波に襲われる可能性がある沿海地域の13省・都市に津波警報システムを導入することを認める内容の決定に署名した。同システムは2016年までに完成する予定。14日付ICTニュースが報じた。
それによると、◇沿海地域における津波警報システムの導入、◇防犯訓練を通した津波対策の強化、◇各施設の捜査およびメンテナンスの訓練、などを実施していくことが決定した。
津波警報システムの対象地域は以下の通り。
北中部:ハティン省、クアンチ省、クアンビン省、トゥアティエン・フエ省
中部:ダナン市
南中部:カインホア省、クアンガイ省、クアンナム省、ビンディン省、フーイエン省
同システムで観測した津波情報は、科学技術研究所傘下の地球物理学研究所が管理を担当し、関連機関および国民に直接、警報を発令するという。