政府は21日、交通問題を主題とする全国会議を開催した。グエン・スアン・フック副首相は、交通違反に対する処罰の厳格化や、公務員の勤務時間中や昼休み中の飲酒禁止など一連の措置の実施案を承認した。22日付メガファンが報じた。
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ハノイ市人民委員会のグエン・バン・コイ副主席は、年初数か月の交通事故発生件数と死傷者数が減少しており、交通渋滞緩和策として通勤・通学時間の調整、タクシーの通行禁止、取り締まりの厳格化などに取り組んでいると報告した。フック副首相はハノイ市の取り組みを高く評価し、ホーチミン市もこれを見習うべきだと述べた。
フック副首相は各地方政府の指導者らに対し、個人車両の抑制、交通違反処罰の厳格化、歩道の占有防止などの対策を取るよう指示。特に公務員の飲酒については、勤務時間中はもちろん昼休み中も禁止を命じた。また、交通違反の処罰を2回目以降、より重くする必要があると述べた。