交通運輸省航空局はこのほど、職務中に殴り合いを始めて一部の設備を破壊したとされる航空管制官の処分を決定した。処分を受けたのは、南部空港管制会社傘下のタンソンニャット空港管制センター(ACC HCM)の航空管制官2名。13日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
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航空局の調べによると、騒動があったのは1月17日、チャン・スアン・ビン管制官が誤った指示を出したところ、チームリーダーのチュオン・ホア・ヒエップ管制官に厳しく注意され、代わりに指示を出すので席をどくよう命令された。これに腹を立てたビン管制官がヒエップ管制官に殴りかかったという。これにより、設備の一部に被害が出たほか、管制指示が一時寸断された。
航空局は、設備破壊と航空業務を滞らせた処罰として、ビン管制官に計700万ドン(約2万7800円)の罰金と、3か月の資格停止処分を下した。更に、この期間中の他部署への異動を命じた。
また、ヒエップ管制官に対しては、職務遂行能力に問題ありと判断し、チームリーダーの任を解くと共に、報告義務を怠ったとして、750万ドン(約2万9800円)の罰金処分を下した。