ホーチミン市交通運輸局は6日、交通管理センターの建設計画を発表した。6日付タインニエン紙(電子版)が報じた。
同案件は、同市の重要案件の一つとして、同市人民委員会により「2011~2015年の交通渋滞緩和計画および2020年までのビジョン」に盛り込まれた。同案件は、同市人民委員会が中心となって実施し、投資主は交通運輸局第1都市管理区が務める。
同案件では、市内の交差点1400か所に、コントローラー制御式モニター、監視カメラを始めとする交通管理設備が設置される。交通管理センターにはシステムを通じてこれらの設備から交通情報が集められる。案件の実施期間は2012年から2017年までで、3期に分けて実施される。設置場所は、1区、2区、3区、5区、10区など。
同案件の投資総額は1億8700万ドル(約150億8300万円)。この内、1億7000万(約137億1200万円)がフランスの政府開発援助(ODA)から、残りの1700万ドル(約13億7100万円)をベトナム側が拠出する。