開発通信研究センター(RED)は14日、在ベトナム英国大使館の支援を受け、中部ダナン市で「ジャーナリストの安全な取材環境の創造」と題したシンポジウムを開催し、87.9%の記者が取材の妨害を受けたことがあるという調査結果を発表した。14日付VTCニュースが報じた。
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この調査は2011年7月1日~8月15日まで、全国の新聞記者384人を対象に実施したもの。それによると、◇情報提供の拒否、◇買収などの不正、◇機材没収、◇脅迫などに遭った経験があると回答した記者が全体の87.9%に上った。
REDは、今後公的機関と報道陣の情報共有体制を作り、情報周知の在り方を改善していくことが必要だとしている。