旧正月(テト)が明けて、ハノイ市やホーチミン市などへのUターンラッシュが起きている。Uターンの長距離バスでは例年のように、定員超過や好き勝手な料金値上げなどの不正行為が見受けられる。30日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
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ハノイ市~タインホア市(北中部タインホア省)間の長距離バス料金は、公式には8万ドン(約290円)から12万ドン(約440円)に50%値上げされているが、実際には15万~20万ドン(約550~740円)も徴収されている。
また、北中部のクアンビン省やハティン省からハノイ市に向かう長距離路線では、寝台バスを座席バスとして使用し、乗客を詰め込むやり方が横行している。ある乗客は、「45人乗りの寝台バスに80人以上すし詰めにされて苦しかった」と話した。その一方で、ハノイ市から中部や南部に向かう長距離バスでは、閑古鳥が鳴いている状態だ。