ハノイ市の幹線道路5路線で、自動車と二輪車の車線区分が実施されてから約2か月が経過した。初めのうちこそ車線区分が守られていたが、今ではすっかり元の木阿弥状態になっている。18日付カフェエフが報じた。
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車線区分が実施されたのは▽バーチエウ通り▽フエ~ハンバイ通り▽サーダン通り▽ダイコーベト~チャンカットチャン通り▽ザイフォン通り、の5路線。開始当初は市交通運輸局の職員が現場で指示を出していたため違反は少なかったが、最近その姿が見えなくなると車線区分はほとんど守られなくなっている。
交通運輸局はこの策で交通渋滞の緩和を期待していたが、バーチエウ通りやフエ~ハンバイ通りでは、ほとんど効果がみられなかった。さらに車線区分の目印として路上に設置した標識やブロックに接触する事故も多発している。
同局によると、これまでにかかった費用は約71億4000万ドン(約2860万円)で、年末までにさらに約167億ドン(約6680万円)を投じて8路線で車線区分を実施する予定という。