北中部ハティン省キーアイン郡キーカン村のチタン採掘現場で、数メートルの厚さの砂に埋もれた古い寺の跡が発見された。3日付ザンチーが報じた。
ハティン鉱産貿易総公社傘下キーカン・チタン社のグエン・クオック・アイ社長が2日に明らかにしたところによると、同社の作業員が採掘作業中に偶然、寺の門柱や壁を発見したため、作業を中断してキーカン村当局に連絡したという。
同村人民委員会のホー・スアン・ティ主席は、同社に現場の保存を求めると共に、上級機関に今後の対処についての指示を仰いだ。ハティン省文化スポーツ観光局のボー・ホン・ハイ局長は、連絡を受けてすぐ作業チームを現場に派遣し、写真撮影と現場保存にあたらせた。
発見された門柱には漢字や装飾模様があり、壁には戦闘馬の浮き彫りがある。同局では近いうちに専門家に調査を依頼する事にしている。