労働傷病兵社会省は27日、現在同省が作成中の雇用法案中の雇用保険に関する内容について、座談会を行った。28日付サイゴンザイフォン紙(電子版)が報じた。
同省雇用局のレ・クアン・チュン副局長によると、雇用保険は全ての労働者と労働使用者を対象とする強制保険で、これにはベトナム企業が外国で受注した案件で働く労働者も含まれる。雇用保険は失業保険とは異なるものだという。
雇用保険の給付を受けられるのは、企業が技術革新や他分野への移行を実施するために労働契約を打ち切られ新たな仕事に就くことを迫られる労働者で、労働契約を打ち切られた日の直前の6か月に受け取っていた平均賃金の60%を支給される。雇用保険の原資は、労働者から賃金の1%、労働使用者から1.5%を徴収し、これに政府が1%を補助する事を原則にして確保する。