23日付VNエクスプレスは、同ニュースサイトの読者である公立学校教員が寄稿した文章を紹介している。教員は厳しい現実を訴えている。
私は2010年に大学を卒業したばかりの新任教員です。保険料や旅行積立金などを差し引いた後の毎月の給料の手取り額は180万~190万ドン(約7200~7600円)です。私は週に16時間の授業を受け持ち、8つの教案を作成していますが、徹夜で仕事をすることもしばしばあります。
午前中の授業は2時間しかありませんが、準備のためにその倍の時間が必要です。授業がない日にも会議や研修があります。我々教員の仕事は、生徒、父兄、学校の上司、地方政府の教育訓練局などから常に監視されており、ストレスに耐えなければなりません。
教員の仕事は1日8時間の労働時間を軽く超え、16時間の日もあるほどですが、給料は200万ドン(約8000円)にも足りません。他の分野だったらもっと楽な仕事でも初任給で300万ドン(約1万2000円)以上稼げたかもしれません。
そのため多くの教員が課外授業のアルバイトをしています。私はまだ新任教員なのでアルバイトをしていませんし、したいとも思っていません。ただ、仕事に見合った金額の給料を得て、学校での教育に集中できるようになればいいと願うばかりです。