建設省はこのほど、中部高原地方ラムドン省ダラット市を中央直轄市とする案に合意した。現在の中央直轄市は、ハノイ市、ホーチミン市、中部ダナン市、北部ハイフォン市、メコンデルタ地方カントー市の5都市。28日付ベトナムネットが報じた。
国内有数のリゾート・観光都市として知られているダラット市は、その他にも▽科学技術部門の研究開発都市、▽国内外に出荷する生花や野菜の生産地、▽国防の重要な拠点――などの顔もあわせ持っている。
建設省は、同案を実現するためには、今後関連当局との間で更なる調整が必要であるとした。また、中央直轄市としての同市の役割を明確にしていく方針。