公安省警察総局は4月30日(南部解放記念日)と5月1日(メーデー)の祝日を含む5月4日までの期間に、全国で発生した交通事故件数は212件、死亡者数は172人、負傷者は数百人に上ると発表した。死亡者の多くは頭部を強打したことが原因だった。4日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
ホーチミン市のチョーライ病院に緊急搬送された患者323人の内、頭部に損傷を負っていた患者は240人に上った。同病院の医師によると、頭部を負傷した患者の多くはヘルメットを着用していなかったという。その他、品質に問題があるヘルメットが普及していることも、原因の1つとして述べた。