建設省はこのほど、ハノイ市タックタット郡で予定されているハノイ国家大学建設案件の詳細計画(縮尺2000分の1)を承認した。それによると、敷地面積は約1000ヘクタールで、東側が国道21号線、西側がタンラン山、南側がラン・ホアラック通りに接している。31日付ハノイモイ紙電子版が報じた。
中心区は62.8ヘクタールで、20階建てを上限として管理棟、図書館、文化会館などの建物を建設する。大学区は345.5ヘクタール。居住区は26.7ヘクタールで職員用住宅、ホテル、運動場、公園などが配置される。研究区は147.3ヘクタールで、28の研究施設が5棟の研究センターに入る。
総投資額は約7兆ドン(約280億円)で、2015年に完成の予定。学生数は2020年に6万人、2050年に10万人を見込んでいる。