北中部トゥアティエン・フエ省フエ市でこのほど、人身売買防止法に関する国際シンポジウムが開催された。15日付ソーハーが報じた。
シンポジウムで発表された国家司法委員会の報告によると、直近5年間(2005年~2010年まで)で摘発させた人身売買件数は1586件、被害者数は約4000人にも上っており、ほとんどが女性と子供だという。
またシンポジウムでは、国内外司法専門家及らが、カナダとタイを始めとする世界各国の人身売買防止に関する法整備の経験や、ベトナムにおける人身売買防止に関する取り組みのあり方、人身売買被害者への支援などについて討論が行われた。