北中部トゥアティエン・フエ省から南中部ビンディン省にかけて広い地域で大雨・洪水となっており、18日朝時点で死亡者19人、行方不明者6人となっているほか、数千の世帯が浸水している。18日付ベトナムネットが報じた。
南中部フーイエン省では、18日の雨量は200ミリに上り、更に水力発電所による放水が重なったことで省内各地で洪水となっており11の村が孤立している。ビンディン省では、アンホア村で300世帯が浸水、土砂崩れにより道路が塞がれ地域住民の往来に影響が出ているほか、堤防浸食が深刻化している。同省では10月30日から11月18日までに大雨・洪水により12人が死亡している。
南中部クアンガイ省ソンハ郡では16日から大雨が続き、数千世帯が避難をしており、洪水や土砂崩れにより1人が死亡、3人が負傷している。