国会、ボーキサイト採掘案件実施地域を監査

2010/10/25 11:10 JST配信

 国会科学技術・環境委員会のグエン・ブー・カイ副主任は21日に開かれた記者会見で、同委員会と各関連省庁から成る視察団が中部高原地方の各ボーキサイト採掘案件実施地域を監査する予定だと明らかにした。先ごろハンガリーでアルミナ精錬工場の鉱滓(こうさい)ダム決壊事故が発生し、流出した赤い有毒汚泥が深刻な環境破壊をもたらしたことから、この問題への関心が高まっていることを受けた動き。

 カイ副主任は「現場の監査は去年から行っており今年も計画に盛り込まれている。ただ、ハンガリーの事故があったので前倒しして実施する。この事故は教訓として受け取り、冷静に判断すべきだ」と語った。

 中部高原地方の地質に問題があるのではとの懸念に対し、カイ副主任は「地震の起きる可能性は誰も否定できない。そのため鉱滓ダムをどこに建設するかは非常に重要で複雑な問題だ。最も心配しているのは地震より大雨だ。先に中部で発生した豪雨がもしこの地方で起きたらどうなるか予測できない」という。

 また、有毒汚泥を管理する第三者機関が必要と思うかとの問いには、「第三者機関の設置は短期間に実施する大規模建設案件には向いているが、有毒汚泥の長年にわたる管理は投資主と監督当局の責任だと思う。こう言ったからといって全面的に任せてもいいわけではない」と答えた。

[VnEconomy, 20:42 (GMT+7) - 21/10/2010]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 先ごろハンガリーで起きたアルミナ精錬工場の鉱滓(こうさい)ダム決壊事故で、ベトナムの中部高原地方...
 グエン・タン・ズン首相はこのほど、中部高原地方ラムドン省バオロック市西部にボーキサイト運搬用のバ...
 ベトナム電力グループ(EVN)傘下の南部電力総公社及び中部高原地方ラムドン省人民委員会は21日、同省...
 中部高原地方ラムドン省人民委員会はこのほど、ベトナム石炭鉱産グループ(ビナコミン)によるボーキサ...

新着ニュース一覧

 ホーチミン市人民委員会はこのほど、50周年を迎える南部解放記念日(1975年4月30日~2025年4月30日)の祝...
 ホーチミン市1区のサイゴン動植物園で、4月2日(水)から7日(月)まで、民俗文化フェスティバル「3地域の...
 グエン・ホン・ジエン商工相は、ドナルド・トランプ米大統領が発表したベトナムに対する「相互関税」に...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市フーニュアン区のファンシックロン(Phan Xich Long)通りの周辺には、全長1kmにも満たない1...
 ベトナム政府は、ラオス人民革命党の元党中央執行委員会委員長・元国家主席・元首相のカムタイ・シーパ...
 南部メコンデルタ地方アンザン省で発生した違法砂採取事件の裁判で、ホーチミン市人民裁判所は2日、44...
 ベトナム海事水路局はこのほど、北部紅河デルタ地方ハイフォン市ディンブー・カットハイ(Dinh Vu - Cat...
 ベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、米国に
 南中部沿岸地方カインホア省人民委員会は2日、同省のバンフォン経済区内でゾックダーチャン(Doc Da Tra...
 教育コンテンツの制作を手掛ける韓国のケデュオール(KeduAll)は1日、ベトナム現地法人のフィクテック(F...
 ドナルド・トランプ米大統領は2日、世界各国からの輸入品に対し「相互関税」を科すと発表した。180以上...
 ブイ・タイン・ソン副首相 兼 外相は、5月に予定されているトー・ラム書記長のロシア訪問と「対ナチス...
 北中部地方クアンビン省人民委員会は、マーク・ナッパー駐ベトナム米国大使が1日午後、同省の指導者と...
 政府は3月28日、電気料金の調整メカニズムを規定する政令第72号/2025/ND-CPを公布した。同政令は即日施...
 財政省傘下のベトナム国家イノベーションセンター(NIC)と米インテル(Intel)は2日、「コミュニティのた...
トップページに戻る