グエン・ティエン・ニャン副首相はこのほど教育訓練省に対し、ペトロベトナムグループ (PVN)と協議のうえ、「ベトナム石油ガス大学」設立案を提出するよう指示した。同大学は次の2つの案のうち、どちらかの案を採用して設立される。
第1案は、PVNを投資主とする特別公立大学として設立するというもので、政府予算からの補助金は受けず、各公立大学に適用される国が規定した学費を徴収する。第2案は、PVN傘下の私立大学として設立するというもので、政府予算からの補助金は受けず、学費はPVNが決定し徴収する。
同大学の設立については、グエン・タン・ズン首相が2008年7月に原則承認している。PVNは同大学で同社の発展を担う優秀な人材を育成し、将来はPVNの幹部として登用する計画。