建設省はこのほど、「2030年までの首都ハノイ建設マスタープランおよび2050年までのビジョン」の草案について、世論の関心が高い「2050年以降に国の行政機関をバービー郡に移転させる案」に関する報告書をグエン・タン・ズン首相に提出した。
それによると、首都ハノイ建設マスタープラン国家審査評議会は今月7日に開かれた第3回会議で、バービー郡を公共目的の公園・娯楽施設・総合文化施設・観光施設などの建設用地に充てることで一致したという。建設省は、今回の会議に提出した案から「バービー郡への行政機関移転案」を削除したとし、その理由として国会での各議員の意見、各省庁やハノイ市人民委員会の意見などを取り入れた結果だと説明している。