東南部ドンナイ省科学技術局は、同省カムミー郡スアンドゥオン村に、バイオテクノロジー応用センターを設立する。
同センターではまず、国内外の学校や研究所による農業、食品、医療、環境分野の研究結果を基に、生産活動に応用可能な技術を組み込んだ新技術・設備・ノウハウなどを企業に移転する形をとる。その後、将来的には同センターをバイオテクノロジーハイテクパークに発展させる計画。
建設用地は面積208ヘクタールで、2010年はこのうち30ヘクタールでモデル案件を展開する。インフラ整備への投資総額は1兆ドン(約46億7300万円)と見込まれており、省予算から拠出する。このほか、科学者育成、投資家優遇制度などの法整備により投資家を誘致し、5億ドル(約440億円)の資金調達を目標としている。