24日、中部ダナン市のダナン空港近くで「たこ」が揚げられていたため、同空港に着陸を予定していた航空機4機が旋回・待機や別の空港への着陸を余儀なくされる事態となった。
プレイク(中部高原地方ザライ省)発ダナン行きVN342便は同日午後6時25分ごろ着陸準備に入ろうとしたところ、滑走路南側でたこが揚がっているのを発見、ダナン空港に報告した。同空港はVN342便に旋回・待機するよう指示、この時間帯にダナン空港に着陸を予定していた航空機1機にはフエ市のフーバイ空港への着陸を、別の2機には出発した空港に引き返すよう指示した。また同空港からの出発便も離陸を見合わせた。
ダナン空港は地元警察の協力を得てたこを排除、午後7時52分にようやく空港の活動を再開した。中部空港総公社は「空港近くではたこ揚げをしないよう周知に努めている。今後地元当局と防止策を探りたい」と話している。