ベトナム石油ガスグループ(ペトロベトナム)傘下のペトロベトナム化学肥料総公社(PVFCCo)は12日、北中部クアンビン省に高齢者ケア施設を建設する資金として、ベトナム高齢者協会の高齢者ケア基金に30億ドン(約1450万円)を寄付した。政府の高齢者ケア事業民間化政策に沿って実施される最初の案件となる。
高齢者ケア基金は2007年に設立され、これまでに約110億ドン(約5300万円)の寄付を集めている。このうちペトロベトナム傘下の各企業からの寄付金額は合計52億ドン(約2500万円)に上る。これらの寄付金は、自然災害に遭った高齢者の支援や経済的に困難な高齢者の住居確保などのために充てられている。