メコンデルタ地方アンザン省資源環境局のカオ・バン・ベー局長は18日、国道91号線とハウ川が並行している区間のハウ川の川底地形観察結果を発表した。それによると、川底には深く大きな穴が数多くあるため、今後も河岸の浸食が進み国道91号線の通行に影響の出る恐れがあるという。
この地域にあるチャウフー郡ビンミー村では先ごろ浸食により、国道91号線沿いの土手が川に飲み込まれた。浸食現場付近の川底では、深さ20メートルの巨大な穴が複数発見されている。
そのため、資源環境局ではチャウフー郡人民委員会と国道91号線を管理する第73建設投資株式会社に対し、付近の住民の立ち退きと、川と反対側の土地への国道の拡張を行うよう要請している。