2月23日、名古屋市にある情妙寺の住職らの一行が中部ダナン市グーハインソン(五行山)観光区のタムタイ(三台)寺を訪れ、「観世音菩薩像」画の写しを奉納した。この画像は今から約400年前に朱印船でホイアンを訪れた日本人、茶屋新六郎さんに当地の領主から贈られたもので、元々は五行山の寺の所有物だった。その後この画像は情妙寺で大切に保管され、400年の時を隔ててその写しが里帰りした。
また、五行山観光区のトゥイソン山ホアギエム(華厳)洞窟には石碑があり、五行山で寺の建立に貢献した日本人の名前が刻まれている。情妙寺と縁のある名古屋の商人やホイアンで暮らしていた日本人商人の名前もあり、情妙寺の一行はこの石碑に献花した。