プリペイド式携帯電話の利用者が個人情報を登録する最終期限は今月31日まで延長されたが、依然として約130万件が未登録のままになっている。携帯電話サービス各社の報告によると、その内訳はベトテル50万件、ビナフォン50万件、モビフォン20万件、Sフォン、EVNテレコム、ベトナモバイル、ビーラインの4社が計10万件。
ベトテル、モビフォン、ビナフォンの大手3社は、携帯メールや電話で個人情報が登録されていない電話番号に連絡し登録を呼びかけているが、31日までに130万件の登録を終えるのは事実上不可能とみられている。3社は登録期限の再延長はあり得ず、期限後は直ちにこれらの電話番号を使えないようにするとしている。
情報通信省によれば、個人情報の登録義務化と1人が登録できる電話番号件数の制限(1キャリア当たり3件まで)を実施したことで、この5カ月間に200万件以上の電話番号を無効にすることができたという。