公安省はこのほど、条件付営業分野の一部に対する管理強化を目的とした政令案をまとめた。対象となるのはセンシティブなサービス業とされるカラオケ、ディスコ、マッサージ。
それによると、カラオケ店またはマッサージ店では、個室のドアに透明ガラスをはめて中の様子を外から観察できるようにし、ドアの内側からかけられるかぎを設置してはならない。また店主は、従業員の名簿を地区の警察に提出しなければならない。
ディスコでは、18歳未満の子どもを働かせたり踊らせたりすることが禁止される。店主または管理者は店内での売春・ばくち・麻薬使用などの不法行為の防止対策をとることが義務化され、関連する事件が起きた場合はその責任を負う。歌手またはダンサーは露出の多い衣服を着用してはならず、性的興奮を起こさせるような動作をしてはならないとされる。この政令案は現在、各地方や関連機関で意見を聴取中。