ホーチミン市核技術センターはこのほど、建設資材約360サンプルを検査した結果、すべての御影石(花こう岩)、タイル、セメントから放射性物質が検出されたと明らかにした。
それによると、御影石とタイルの多くから許容基準を超える量の放射性物質が検出されたという。御影石が床や壁に使用されている市内15カ所の建物の実地検査ではすべての場所から、タイルが使用されているビルや部屋の実地検査では20%から許容基準を超える量の放射性物質が検出された。
同センターはその原因について、建設資材生産の際に放射性物質を含む原材料を混ぜたためか、または自然の状態で含まれていたためと分析している。この問題についての調査はこれが初めて。