密輸品・偽造品・粗悪品密輸防止中央指導委員会代表を務めるグエン・カム・トゥー商工次官はこのほど、外国から輸入された衣料品や日用品、特に中国広東省で生産された子ども服とおもちゃの検査を早急に実施するよう全国各省・中央直轄市の指導委員会に指示した。これは、有害化学物質ホルムアルデヒドが基準値を超えて含まれている製品やその他の粗悪品のベトナム国内への流入を防ぐための措置。
今回の検査の対象には、正規の輸入品のほか国境小額貿易で持ち込まれる製品や密輸品も含まれている。今月は検査強化月間に指定されているが、この取り組みは年末まで続けられる。特に北部各省の中国国境での取り締まりが重視されている。また、ハノイ市、北部ハイフォン市、中部ダナン市、ホーチミン市などの国内市場でも偽造品や粗悪品の摘発を目的とした検査が行われる予定だ。