ハノイ市建設局はこのほど、電線地中化計画の委託先として複数の組織や企業を選定した。それによると、市内の各幹線道路沿いの通信・インターネット関係のケーブルの地中化工事についてはハノイテレコムと軍隊通信総公社(ベトテル)が担当する。リエウザイ~グエンチータイン通り、カウザイ~スアントゥイ通り、ランハ通りなどはすでにベトテルの担当と決まっている。
一方、都市インフラプロジェクト管理委員会が投資主体となるキムマー通りは、ハノイテレコムが同委員会と協力して地中化工事を行うことが決まっている。さらに、クアバック、チャンブー、ゴーティニャムの各通りについてもハノイテレコムの担当が提案されている。いずれの通りも電力ケーブルについてはハノイ電力社が担当し、街灯関係の設備については都市インフラプロジェクト管理委員会が担当する。
また、ホアンクオックベト通り、グエンバンクー~ゴーザートゥ通りなどについては、地元のカウザイ区とロンビエン区の人民委員会が自ら投資主体になるとの提案が出されている。クアンタイン通りとバックマイ~フエ~ハンバイ通りについては、ターガン・インフラプロジェクト管理委員会にすでにケーブル地中化が委託されている。