資源環境省はこのほど南中部カインホア省人民委員会に対し、同省ニンホア郡で操業する韓国系のヒュンダイ・ビナシン造船社(HVS)が引き起こしている環境汚染問題について厳正に対処するよう求める文書を送った。
HVSは今月8日に大量の有害廃棄物を不法投棄しようとしたため、カインホア省資源環境局から1000万ドン(約6万5000円)の罰金処分を受けている。しかし、チャン・ホン・ハー資源環境次官は、HVSの環境汚染行為が組織的に行われている可能性が高いとして、有害廃棄物の処理過程を詳しく調査する必要があるとしている。資源環境省は近いうちに、HVSの活動全般について環境保護に関する法規が順守されているかどうかを調査する方針。