ホーチミン市のタンソンニャット空港に1月29日、英国ロールスロイス社の最上位モデル乗用車「ファントム」2008年モデルが到着した。輸送費や各種税金を含めた車のお値段は占めて132万米ドル(約1億4000万円)。
同空港税関によると、同車の輸入価格は48万6360米ドル(約5200万円)、飛行機による輸送費は1万米ドル(約106万円)、各種税金(輸入関税、特別消費税、付加価値税)は約130億ドン(約8700万円)に上り、これまでに輸入された乗用車の中では最高額という。
この車を購入したのはホーチミン市で不動産投資会社を経営するジエップ・バック・ズオン社長。ズオン社長は、車体に自社の ロゴを入れるなどの特別仕様でロールスロイス社にオーダーしていた。なお、「ファントム」のベトナムへの輸入はこれが7台目。