バイクの排気ガス抑制に関するセミナーがこのほど行われ、ベトナム登録検査局のチン・ゴック・ザオ局長は、まずハノイ、ホーチミン、ハイフォン、ダナン、カントーの各市でバイクの排気ガス濃度の定期検査を実施する予定であることを明らかにした。
同局が提出した案によると、現在国内で流通しているバイクと工場出荷時のバイクの両方が検査対象となる。流通中のバイクについては、2009年から製造後10年以上経過したバイクを対象に検査、2010年からは同7年以上、その後5年以上、3年以上と対象範囲を拡大していく。また、工場出荷時のバイクは、欧州連合(EU)の自動車排出ガス規制EURO2の基準をクリアしなければならない。
2013年からは検査対象地域が全国に拡大される予定。検査料は1回5万ドン(約330円)、検査を受けないバイク所有者には1回10万ドン(約670円)の罰金が課せられる。