南中部カインホア省のヤンバイ観光公園から10日飼育中のワニがおりの外に逃げ出した事件で、13日午後5時までに80匹のワニが捕獲または射殺されたことが確認された。同公園を管理しているカインベト社(Khatoco)によると、成獣のワニには数字印を付けて管理しているが、幼獣については管理しておらず、逃げ出したワニが何匹なのかは把握できないという。
ワニは同公園から40キロメートル離れた地点や川の上流でも発見されており、当初の予測を上回る速さで移動している。カインベト社は同省警察に警察犬の出動を要請してワニの発見を急ぐ構えだ。