ホーチミン市動植物園で15日未明、泥棒が忍び込んで飼育小屋の網を切り、アオクジャクと南米のハヤブサが盗まれるという事件が発生した。同園では網を補修して、盗難防止のため警備を強化したが、17日未明にも再び同様の手口で白ハヤブサが盗まれてしまった。同園は警察に届け出たが、犯人はまだ見つかっていない。
同園を所轄する同市交通公共事業局のレ・トアン副局長は、「盗難による被害額はそれほど大きくないが、今回の事件により園の警備の甘さが露見した。今後、警備体制を改善しなければ他の貴重な動物がまた盗まれる可能性がある」と話している。