ホーチミン市保健局は5月30日、同市保健予防センターに市内のヌックマム(ベトナム魚しょう)メーカーの製品品質検査と食品安全衛生規定の実施状況検査を実施するよう要請した。品質検査については、特に消費者の健康に影響を及ぼす有害物質について調査し、結果が判明次第、同局へ速やかに報告するよう求めている。
同局はまた、各郡・区の人民委員会に対し各保健支局が域内のしょうゆメーカーの再検査を実施するよう文書で要請した。特に、同局のリストに掲載されていない小規模メーカーの製品サンプルを採取し、最近問題になっている発がん性物質3-MCPD(モノクロロプロパンジオール)の含有率を検査するよう求めている。検査結果が基準をクリアしている場合には証明書を発行する。