ハノイ市人民裁判所は14日、韓国人のコ・カ・パク被告に売春あっせん罪で5年の判決を下した。パク被告はハノイ市内のヘリテージホテル内にあるチアーズというカラオケバーで日常的に行われていた高級売春婦あっせん業の首謀者だった。
パク被告らの犯行は、2005年5月にハノイ市警察が市内の2カ所のホテルで強制捜査を行った際、売買春行為で現行犯逮捕された9組の韓国人男性とベトナム人売春婦らの供述で明らかになった。この時逮捕されたベトナム人売春婦は、全員がパク被告の経営するチアーズの従業員で、一回100~150米ドル(約1万2000円~1万8000円)で外国人客の相手をしていた。
チアーズには常時100人近い売春婦が所属しており、パク被告と共に逮捕されたグエン・ティ・トゥー・フオンというベトナム人の女が売春婦の管理を行っていた。