ハノイ市警察はこのほど、今後ハノイ市内の交差点信号機の全てをカウント式信号機にすると発表した。これは、昨年11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)開催を機に、ハノイ市内の27カ所に設置したカウント式信号機が、道路交通事情の改善に大きく貢献していることを反映したものだ。
カウント式信号機はその名の通り、信号の残り時間が表示される仕組みになっており、自動車やバイクの待ち時間のイライラが解消されるため好評だ。逆に、カウント式信号機に慣れた人々が通常信号機の交差点で受ける心理的ストレスは増大している。
ハノイ市警察は同市人民委員会にカウント式信号機に関する報告書を提出、同委員会もこれを承認し、首都エリアにおける残り全ての交差点信号機をカウント式信号機とする許可を出した。