ロシア:生活費届かず・・・国費留学生が極貧生活

2006/06/20 07:18 JST配信

 「空腹のあまり授業中に倒れる学生もいます」。ロシアのある国立大学で学ぶベトナム人留学生から、こんな訴えが寄せられた。この大学では、ロシアに対する債務返済計画の一環として両国が実施する留学プログラムにより、38名のベトナム人留学生が国費で学んでいる。しかし、2月以降4ヶ月もの間、生活費が一銭も支給されておらず、彼らはみな毎日の食事にも困るほど貧窮しているというのだ。

 留学生らは管轄省に手紙を書いたり、ロシアのベトナム大使館へ直接出向いたりして説明を求めたが、「確認中」の一点張り。そこで本紙が関連当局に事情を確認したところ、「留学生38人の6ヶ月分(3月から8月)の生活費5万7000米ドル(約650万円)を6月8日にロシア側に送金した」との回答を得た。送金が遅れたのは、ロシアの銀行側の手違いで処理が遅れたため、とのこと。

 大半の留学生の家庭は裕福とはいえず、試験が近いというのに彼らは本を買うこともできないどころか、「来週になっても生活費が届かなければ、試験に備えて体力をつけるため、パソコンを売って肉を買います」という状況。関連当局では留学生らに対し、直ちに大学側に確認するように、と伝えている。

[2006年6月12日 VnExpress]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 財政省・外務省・教育訓練省はこのほど、ベトナム人国費留学生に支給する生活費や制度に関する規則の改...

新着ニュース一覧

 ホーチミン市人民委員会はこのほど、50周年を迎える南部解放記念日(1975年4月30日~2025年4月30日)の祝...
 ホーチミン市1区のサイゴン動植物園で、4月2日(水)から7日(月)まで、民俗文化フェスティバル「3地域の...
 グエン・ホン・ジエン商工相は、ドナルド・トランプ米大統領が発表したベトナムに対する「相互関税」に...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市フーニュアン区のファンシックロン(Phan Xich Long)通りの周辺には、全長1kmにも満たない1...
 ベトナム政府は、ラオス人民革命党の元党中央執行委員会委員長・元国家主席・元首相のカムタイ・シーパ...
 南部メコンデルタ地方アンザン省で発生した違法砂採取事件の裁判で、ホーチミン市人民裁判所は2日、44...
 ベトナム海事水路局はこのほど、北部紅河デルタ地方ハイフォン市ディンブー・カットハイ(Dinh Vu - Cat...
 ベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、米国に
 南中部沿岸地方カインホア省人民委員会は2日、同省のバンフォン経済区内でゾックダーチャン(Doc Da Tra...
 教育コンテンツの制作を手掛ける韓国のケデュオール(KeduAll)は1日、ベトナム現地法人のフィクテック(F...
 ドナルド・トランプ米大統領は2日、世界各国からの輸入品に対し「相互関税」を科すと発表した。180以上...
 ブイ・タイン・ソン副首相 兼 外相は、5月に予定されているトー・ラム書記長のロシア訪問と「対ナチス...
 北中部地方クアンビン省人民委員会は、マーク・ナッパー駐ベトナム米国大使が1日午後、同省の指導者と...
 政府は3月28日、電気料金の調整メカニズムを規定する政令第72号/2025/ND-CPを公布した。同政令は即日施...
 財政省傘下のベトナム国家イノベーションセンター(NIC)と米インテル(Intel)は2日、「コミュニティのた...
トップページに戻る