3月30日、国会で男女雇用機会均等法案の審議が行われ、国営企業に勤務する男性社員に対する育児休暇制度(有給)草案が提出された ベトナム女性連合はこの草案の実現に積極的だが、男性は、「実際休暇を取っても何をしたらよいか分からない。せいぜいできるのはオムツを洗うだけだろう」という人がほとんどのようだ。
今回の審議で、男性の育児休暇制度のほかに議論の柱となったのは、定年制度の改正だ。現在の定年年齢は、男性が60歳、女性が55歳と、男女平等とは言いがたく、女性の定年を男性と同じ60歳に引き上げるべきだという声が高まっている。