ハノイとホーチミンで学ぶ小学校児童の近視率が48.1%に上っている。これは今年3月から両市内の小学校で実施された「視力向上で明るい未来を」と名付けられた眼科検診での検診結果によるもので、このうちホーチミン市では実に全体の52%、ハノイ市では42.3%が近視だという結果が明らかになった。
この調査では有名小学校ほど児童の近視率が高いことも明らかになっており、ハノイ市のゴー・ザ・トゥ小学校では全体の60.4%が、ホーチミン市のグエン・ズ小学校では全体の76.6%が近視だった。一方両市でも郊外地域の小学校における近視率は一ケタ台または多くても20%台と低かった。