- 遺体は全身に傷で左脚切断の状態
- 遺体の身元は17歳のベトナム人少女
- 事件かうつ病による自殺か捜査急ぐ
ホーチミン市7区フーミーフン新都市区にあるマンションの庭で19日朝、外国人らしき女性が倒れて死亡しているのが発見された。住民らが地面に何か重いものが落下する音を聞いて、駆け付けてみると、傷だらけの女性が倒れていたという。
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女性の遺体はいたる所に傷があったほか、左脚が切断された状態だった。住民らによると、女性は韓国人の可能性が高いとされていたが、その後の調べで、N・M・Lさんというベトナム人女性(17歳)であると判明。
現場からは、血痕がほとんど見つかっていないことから、死亡後に何者かによってマンション高層階から投げ捨てられた可能性があると考えられていたが、聞き込み調査などの結果、女性はうつ病を患っていたことが分かったため、高層階から身を投げた自殺の線が強くなってきた。
警察は遺体発見現場を封鎖して遺体を詳しく調べているほか、目撃者の証言を集めるなどして捜査を開始。なお、地元メディアによると、女性はマンションの4階で母親と同居していたが、同じマンションの17階の部屋をボーイフレンドと一緒に借りていたとの情報もある。女性の落下時、ボーイフレンドは17階の部屋にいたとのこと。警察は引き続き捜査を進めている。