- 12歳少女が近所の男性から強姦被害
- 娘の異変に気付き、検査で妊娠が発覚
- 男性は最長20年の禁固刑に処される可能性
ハノイ市タインチ郡在住の12歳の少女Yさん(仮名)は妊娠38週目を迎え、4月17日に帝王切開で赤ちゃんを出産した。家族はYさんが近所に住む男性から複数回にわたり性的虐待を受けて妊娠したとしている。
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Yさんの家族が今年1月に娘のお腹が大きくなっていることに気づき、病院に連れて行ったところ、妊娠6か月であることが判明した。家族がYさんに事情を訊いたところ、近所の男性から性的虐待を受けていたことが発覚。男性は、仕事で父親がいない時間帯を狙って頻繁にYさんに性的虐待を加えていた。Yさんの家に上がり込んで性行為に及ぶこともあったという。
家族はすぐに地元警察に被害を届け出た。郡警察は供述を取るために捜査員を派遣したが、現在のところ、家族は刑事告訴を受理したという結果通知を受け取っていない。
事件発覚後は、周囲から噂話をされたり、同情の目を向けられたりするなど、家族にとっては心労がたまる日々が続いており、家の中の雰囲気もどこかピリついていた。家族はYさんの心のケアのため、学校を休学させることにした。
弁護士によると、Yさんは妊娠当時11歳以下だったため、Yさんの証言通りなら、複数回にわたり性的虐待を加えた男性は、16歳未満の未成年者に対する性的虐待の罪で禁固12~20年の刑に処される可能性があるという。
なお、Yさんの家庭は経済的に貧しく、母親はYさんが幼いころに家を出ており、父親が子供2人を育てている。